対決No.2 駅対決


2008年にリニューアルした三鷹駅(北口)は、レトロな駅舎が自然豊かな街並みに溶け込み、吉祥寺とは対照的に、穏やかな空気を感じさせる趣ある駅です。
ですが駅としての重要度は隣駅には劣りません。実はJR東日本の吉祥寺〜国分寺間の各駅を管轄する営業統括センターが位置するのは三鷹駅。そして何より声を大にしてお伝えしたいのは、三鷹駅には「中央特快が停まる!」ということ。これは非常に大きな強みと言えます。
豪勢な駅ビルや商業施設があるわけではありませんが、帰宅する人を優しく出迎える、そう、まるで実家の母君のような温かみを感じさせる三鷹駅(北口)。駅の魅力は規模だけでは計れないのです。

「住みやすい街ナンバー1」を日夜支える吉祥寺駅は、京王井の頭線とJR中央本線の2路線が交差し、一日10万人を超える乗降者数を数える多摩地域随一のハブターミナル。
その歴史は100年以上と非常に長く、1899年に甲武鉄道の駅として開業したのが始まりです。その後鉄道の発展と共に「吉祥寺ロンロン」や「ターミナルエコー」と様々な駅ビルがその成長を盛り上げました。現在も「キラリナ京王吉祥寺」と「アトレ吉祥寺」が賑わいに大きな花を添えています。
駅周辺も北はサンロード、南は井の頭公園と圧倒的強者の風格。平日休日問わず武蔵野民が行き交う、まさに「武蔵野市の玄関」吉祥寺駅。もちろん駅もナンバー1でしょう!


