普段は玄関ママって呼ばれてます。 玄関食堂って名前でスタートしてるんですけど、自分もやっぱりお酒が好きなのでどうしても飲兵衛が集まるものを作るようになってしまい、結果居酒屋に笑。ご飯が食べられればと思ったんですけど、食べられる飲み屋になっていきました。 もともとはランチもやってたので、ランチやって夜も早めに閉めてみたいなのを目指してたんですけど、まったく。ランチというより夜が長くなりすぎて笑
特徴はですね、まあ毎日来れる我が家みたいな感覚ですね。みんなここに来てあとは寝るだけで帰るみたいな。お客様みんなそんな感じなので、それをうまく続けていけたらいいなと思っています。毎日いらっしゃる方も多いですね。もう十数年間毎日来てる方もいます。おうちのご飯なので毎日変えないといけないんですよ。週一変わるとか月一変わるペースだったら毎日来られない。毎日来ることを考えると、天気も温度も違うし体調も違うので、それに合わせて。 今日だったらすごい暑いから「ビール飲みてえなあ」とか思って、そうするとビールに合わせたものを。その日のお昼の自分が飲みたいものとか食べたいものが浮かぶまではメニューが決まらないので。そこからあれとあれとあれとって考え出して、 やっぱり何年もやってた手前、バラエティに富んだものを。あとは応相談があります。食材持って来てもらって「今日どうしてもこれが食べたい」とか、「今魚とって来たから何とかしてくれ」とか。「どんぶりにしてほしい」とか「この辺でチャーハンにしてほしい」とか。実は無限にメニューの数がありますね。まあ一応用意したのがせいぜい15くらい。3時間ぐらいで仕込めるのが15〜20種類なんですね。
実は女優もやっていて、「モヤさま」とかはそっちだけメインで出ちゃって誰も食べに来なかったですね笑。お店の紹介で来てくれたんですけど、まったくメニューとか料理とかに食いつかなかった笑。 そこにあるカレンダーだけをひたすらずっと見てるんですよ、さまぁ〜ずさんが笑。これ、50歳のときに出したカレンダーで、それを見てただそれだけ見て喜んで帰ったっていうだけのテレビになっちゃったんで、食べ物屋っていうイメージが全然なかったです。ただ私の住んでる場所がバレたっていう笑。
女優のお仕事は、撮影のスケジュールで予備日ってあるじゃないですか、 本番は一日だけど予備で三日おさえてくださいって言われて。三日間何も予定入れられないけど、 なんかもったいないな、と。そうすると一日で撮影終わってあと二日を営業とか、それが最初のスタートですね。やってる日もやってない日も決まってなかったんですね、最初の14年前は。今は占いの方も始めて。吉祥寺の占い特集があるときにでも読んでいただけたらやっています。 占いは基本的にはカードなんですけど、結構人生相談も入ってくるんですよ笑。そうすると、結構深夜までかかってくるし、無料で深夜までかかってるんで笑。土日月を店やってない日を占いをやるようにして。

味付けは玄関食堂の万能ダレっていうのが Amazonとかで売ってるんですけど、それの醤油ダレですね。これ非常に便利なタレなんです。にんにくとしょうゆベースで。これを人によって、今日なんか暑いので汗かいてきてるとちょっと多めにしてあげる方が美味しく感じる。入って来たときに汗かいてるかなとか、意外と元気ないなとか。ちょっと入れるものが違いますね。お通しでもやっぱり人によってちょっと、疲れてると酸味を足してから出したりとか、そういうのはしてますね。わざわざ言わずに、言ってたら面倒くさいもんね笑。向こうも言われたくないだろうし、 なんかあったの!?とか笑。そっから来てるのが占い師かもしれない笑。
いろんなところにサインされてる方も多いと思うんですけど、大友(克洋) さんだけは絶対に普通描かない方なんで、あれはレアなんです。なんか鑑定士の方が来て、あそこの大友さんと息子さんが一箇所に描かれてるってだけで、昇平くんと大友さんが描くっていうのはいまだかつてないってことで、あそこだけで200万円ぐらいするらしいですよ。右側のタコ入道みたいなのが昇平くんのです。ボールペンだけで描くんですよね。 綾波レイの貞本さんのもなかなか。虎の絵のは 「ハマダラカ」っていう双子のアーティストなんですけど、彼女たちはすごいですよ。お金持ちになったら絶対に絵を買おうと思ってますって言ったら描いてくれた。モロッコとかトルコの壁画とか、国に呼ばれて描いてます。日本人の双子です。その下がロシア人の攻殻機動隊の。引っ越すときはここを切り売りしてやろうと思ってます笑。