元々は吉祥寺で13年やってまして、三鷹に移ってきて14、15年になります。吉祥寺のときは御殿山ですね、今はないんですけど芙蓉亭さんの向かいのビルの2階で営業してました。ご年配の方が2階だったので上がりにくいかなという風にずっと思ってまして。たまたまこちらに居抜きで物件があって。
夜は完全予約制で2、3日前にご予約いただいて、コロナの後からは、前日までのご予約で営業してます。昼は人数が4名様、ちょっと限られた時間なんですけど3日前までの予約でお願いしています。夜がどうしてもギリギリ詰まってしまうと昼が開けられないときもあるので、前もってご予約いただいた方が確実に予約が取れます。1日4組から最大で5組ですかね。コロナの前はもうちょっと遅くまでやってたんですけど、でもやっぱりそんなに遅い時間に今はお客さんがみえないので。他の飲食店の方もやっぱり「夜と金曜日が弱い」って言いますよね。次の日旅行に行くとか出かけるとかで笑 

最初移ったときは吉祥寺のときのお客様にだいぶ助けていただいて、今は半分ぐらいですね。駅から近いですが、井の頭線を利用するお客様はやっぱり吉祥寺で一度乗り換えになってしまって、 ちょっと足が遠のくんですけど、下連雀のお客様とかはけっこういらしてたんで、距離的にはそんなに変わらないんですよね。おせちはもう手一杯でやってないです。断ってる数の方が多いくらいなんで苦笑
ごちそうになりすぎない料理を提供したいってことと、あんまりごちそうばかりになるのもと疲れるなと思って、それは一番気をつけていることではありますね。珍味とか、例えば白子とかそういうものばっかりをずっと並び立ててもなんか疲れる。疲れないような料理を心がけると言ったらいいのかな。量も適量で。
家族連れかご夫婦が多いですかね。記念日のときにみえる方もいるし、月に1回決めていらしてる方もいらっしゃいますね。お孫さんがおじいちゃんおばあちゃんを連れてくるときもある。ボーナスが出ると連れてきたりとか。そうありたいなっていうか。あまり高級店っていうのもイヤだし笑
早めにお客さん連れてくるときにちょっと場所がどこかなって確認する方がいらして、必ず「わからない」って言われる笑。それは後から気づいたことで笑。外見がマンションでシャッター閉めちゃうと分一目ではからないですね。それはちょっと「しまったな」と、狙ったんじゃなくて笑。 
店の名前のきんときは、ちょっとお酒のんで赤らむ、赤いっていう意味があるので、ちょっとリラックスしてという意味でつけました。こっちにうつるときに名前かえようかとも思ったんですけど、まあそのまま使わせていただいてます。