コンセプトとしては「安くて早くてボリュームがある」っていう、昔からありますけどそういうお店笑。若い方もいらっしゃいますし、昼間はサラリーマンがたくさん来られてますね。土曜日だと家族連れの方とか夜だとカップルの方とか。広いのでベビーカーも入れます。開店したのは2019年ですね。キッカケはね、正直ないんです笑。というのは、うちが代々商売をやっている家系で。おじいちゃんがそもそも床屋をやっていて、今も残ってるんですけど、そのあとおじさんが継いで、いとこが継いで。僕の親自身も自分で会社をやっていて、他にいとこもおじさんもおばさんも商売をやってて。だから自分もいずれやるのかなって気がしてたんですけど、30過ぎたころぐらいから漠然とそろそろというのがあって。 自分で独立しようかなと。今のお店っていうのは自分の親がやっているお店と似たような雰囲気になってますね。仕入れ先とかも同じでそのまま受け継がせていただいて。料理も、そう、これも笑っちゃうんですけど、こだわりがないんです笑。「こだわりがない」っていうのは「素材にこだわる」とか「手間ひまをかける」とかっていうことになってくると思うんですよ。そういうのはその分コストに乗って来ちゃうんで、ということはお客さまの負担になったりすることも多い。いわゆる「普通」がいいと、あえて。毎日ご馳走は食べないですし、毎日インスタ映えするようなものは食べないですよね。だからいわゆる日常食として、「じゃあ今日はご飯何食べようかな」と 思ったときに、「今日はあそこでいっか」とか「どこどこでいっか」って感じで「今日パンダでいっか」。それでいいんです。ハレの日の料理とかじゃないんで。「普通」でいいんじゃないのかなと。メニューも頑張って量は出してる、レパートリーは結構あるつもりなので。こだわらない分、種類は多めに出そうかなと思ってやってます。券売機だけで60〜70種類はあるし、同じ味のバリエーションがあったり単品もあるので常時50ぐらいは。 だからこのお店を選んでいただければひとつぐらい食べたいメニューがあるんじゃないかな と笑。

僕ここが地元なんですよ。昔は最初東町に住んでたり市内で転々とはしたんですけど、そういった意味では店を探すときも地元がいいよねっていうのはあって、なかなか理想とは違いいろいろと見てもなかなかなくて、その時たまたま見つかって。ここら辺のお客さまがどういう方達が住んでてというのはなんとなく把握していたので、あードンピシャだ、いいなあと。
パンダがもともと好きっていうのもあるんですけど、パンダって人気者じゃないですか、みんなが好きというか、かわいいとか。要は人気者になれたらいいな、みんなに選んでもらえたらいいなって、そういうところから店名にしました。あとはプラスアルファでパンダがしなさそうな、絶対にできないようなことを頭に付けたりすると印象に残るんじゃないかということで。なんだ?空飛ぶパンダって、って笑。特に意味あるようでないんですけど、まあ、そういうことです笑。人気者、選んでもらえるように。キャラクターは僕の妹が描いてますね、今は産休中でいないんですけど。もともと兄妹でやってて、あと妹夫婦と僕でやってるので。あとメニューもほとんど妹が作ってくれるんですよ。 
やっぱりパンダっていったらこうだよね、というのが皆さまのところであるので、ブレないようにしつつ、とは思っています。駅前だったら駅前なりにいろいろあると思うんですよ。ちょっと駅から離れてるのもあるので、メニューも頑張って多く出そうって。ちょこちょこ新しいメニューも出したり多少入れ替えはあるんですけ ど、「量多め」というのはコンセプトとしてあるので。「ジャイアントパンダプレート」っていう巨大なメニューがあって、スパゲッティナポリタンとカツカレーが一緒になってるものが笑。意外と皆さんペロリといかれるんですよ。 ちょっと多めも基本的には「普通」「スタンダード」を目指しているので、そこはブレないように。別の店の場合ガラっと違うようなことをしようかなと思ってはいるけど、このお店はブレずに行きたいですね。