エリア外の出展者リスト

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2025年の吉コレに出店して、オリジナルデザインのスウェットや手ぬぐい、ポストカードなどを販売していたのが関係者の目に留まり、今回イメージビジュアルを描くことになったというhuhuさん。
「大学でテキスタイルを専攻して、現在は主にお菓子屋さんなどのパッケージやキービジュアルを手掛けています。ファッションブランドにパターンの図案を提供したこともありますね。『色合わせ』や『モチーフの組み合わせ』が好きで、デザインの際には『身につけたり部屋に置かれた時に馴染むかどうか』を意識するようにしています。毎年制作しているカレンダーも単にお洒落なシーンや人物を描くだけでなく、背景やファッションに『人格』や『シチュエーション』などストーリーを感じさせるようなイラストを心がけていますね」
 今回の吉コレでは、花とスワンボートを組み合わせたイメージビジュアルを制作。
「花が好きなのも、色の組み合わせを楽しめるからかもしれません。このキービジュアルを依頼された際、最初は自宅でどんなモチーフを描くか考えていたのですが、『せっかくだからイベントが行われる場所で』とiPadを持って井の頭公園に行き、発想を膨らませました。井の頭池の北側、藤棚のあるあたりがお気に入りの場所ですね。吉祥寺にはいろいろな人がいて、バラバラなのにどこかまとまっている 『いい意味でカオス』というイメージ。そこにスワンなど井の頭公園を連想させるモチーフを組み合わせて、キービジュアルに落とし込みました」
 岡山から上京して、現在はシェアハウスで暮らしているというhuhuさん。意外にも「吉コレ」と「シェアハウス」に共通点を感じているようで…
「シェアハウスでは、さまざまな仕事や年齢の人と日常的に接することができて楽しいですね。シェアハウスのメンバーの影響で私もランニングを始めて、三鷹の駅伝や箱根の坂道ランニングなどにも参加、アウトドアにも興味が湧いています。同じように吉コレも『人と人が出会って、何か生まれる場』というイメージ。今回開催されるランニングイベントも面白そうだし、ステージがあることにも可能性も感じます。カルチャーやファッションと音楽が混ざり合った、フジロックみたいな雰囲気のイベントができたらいいですよね。吉祥寺音楽祭などともつながっていけたら、もっと面白くなりそう」
 さまざまな色やモチーフを組み合わせながら、一つの世界を描いていくhuhuさんの作品。吉コレも、人やモノ、文化が混じり合う「いい意味でのカオス」となることで、さらに新しいものが生まれてくるはずだ。

 吉祥寺とはゆかりの深いイラストレーター、キン・シオタニさん。吉コレにおいては、毎年ぶんしん出版のブースで「日めくりカレンダー」を販売しており、今年はステージにも登場するという。そんなキンシオさんは、30数年前にも井の頭公園でポストカードを広げていたらしい(ただし無許可で)。
「大学を卒業しても就職せず、井の頭公園をぶらぶらしていたころの僕は、無気力が爆発してましたね。ひたすら散歩して、鯉にポップコーンをあげたりして。『この鯉にだけ食わせてやろう』とか、くだらないことばっかり考えてた。ほんとは詩人になりたかったんです。YMOの詞を書いてたクリス・モスデルさんに師事してて、谷川俊太郎さんに会ったりして。でもある編集者に『詩人は食えるようじゃダメだ』って言われて、それならと絵を描き始めて、ポストカードにして売ることを思いついた」
 美大を出たわけでもないし、絵の勉強をしたこともない。その気楽な感じが時代の空気に合っていたのか、ポストカードは青山ブックセンターなどで扱われることに。「その宣伝も兼ねて」井の頭公園の階段にバスマットを敷き、ポストカードを売り始めた。
「許可なんてとってないから、グレーゾーンの世界。でも、現金が入るのも有り難かったし、いろんな人と出会えた。アクセサリーを売ってる怪しい外国人・パトリックからは生き方を学んだし、後にが~まるちょばを結成したケッチさんとは同期のような感覚ですね」
 90年代後半になり、ゆずや19などミュージシャンの影響から路上ブームが始まると、井の頭公園にはさまざまな表現者が集まるようになり、2007年からは井の頭公園が管理するアートマーケットという形に。
「公園からは『君がここを仕切ってくれ』なんて言われたりしたけど、仕切るとか、なんか偉そうで嫌だなと思ってやりませんでした。小金井出身の僕にとって、吉祥寺は『死にたいぐらいに憧れた』街。都会っぽくも田舎っぽくもあって、独特のゆるさが魅力。大きな商業施設もありながら、小さな個人店もある。僕もその影響なのか、ブックスルーエに始まって、ユニクロのイラストから個人宅の表札まで、『面白そう』と思えればどんな仕事でもやってきた。安易な気持ちでイラストを描き始めて申し訳ないという気持ちがある反面、『どんなものが受け入れられるか』を客観的に考えられる。まちづくりやイベントなどで意見を求められることもあるけど、『こうした方がいいんじゃないか』と思ったことは無理っぽくてもどんどん言ってしまう。そうしたアイデアが実際に何かを動かすこともあったりして」
 そんなスタンスで積み重ねてきたさまざまな経験が、今の自分を作っているというキンシオさん。毎年参加し続ける吉コレに対しては、どのような思いがあるのだろうか。
「いろんなお店が井の頭公園に集まってそれぞれの世界観を表現してるこの雰囲気って、井の頭公園路上シーンの『プロ版』って感じですよね。この環境だからこそできる、横のつながりもあったりして。吉コレのステージでは、吉祥寺や井の頭公園の思い出を話したあと、その勢いで大きな絵を描くといいかもなんて思っています。もっと向こうのほうで地面にポストカードを広げて売っていた自分が、堂々とステージに立っている。あの時の自分に今の自分を見せてみたいですよね」

協力:文伸

吉祥寺ランニングクラブ・モーニングフィット・ナチュラルシューストアの運営のもと、ご当地ヒーロー『蒼象神ザナ』も参加して行われるイベント「クリーン&フィットネス with ザナ」。その概要やイベントに込めた想いなどを、イベント実行委員の杉山さんと、武蔵野市を守るヒーロー・蒼象神ザナさんにお話を聞きました。
—杉山さんは、東急裏の「ナチュラルシューストア」で働きつつ、日頃からランニングイベントなどを企画されているんですよね。
杉山さん:「はい。今回は、お子さんたちにも興味を持ってもらい、運動を楽しみながら街のクリーン活動を行いたいとの思いから、ザナさんにも登場してもらうことになりました。歩く・走る・体を動かすといった運動を通じて、新しい出会いや地域コミュニティのつながりも作っていけたらと考えています」
—ザナさんはどのような活動をされているのでしょうか?
「武蔵野市の環境や人々の暮らしを守るために誕生したご当地ヒーローが『蒼象神ザナ』なんだ。商店街のショーなどを通じて、街の環境を守ることの大切さをみんなに伝えつつ、ボランティア清掃なども行なっているよ!」
—当日はどんなイベントになるのでしょうか?
ザナさん:「当日は、街を汚す邪悪な存在『デススクラッパー・ガラ』が吉コレの会場に出没するという情報をキャッチしているんだ。一度はピンチに陥るかもしれないけれど、みんなと協力してゴミ拾いを行い、街をきれいにすることでパワーを回復して、ガラをやっつけようと思っているよ!」
杉山さん:「当日はザナさんのステージショーに続いて、『ゴミ拾い』と『フィットネス』の2つのチームに分かれて街を巡ります。特にフィットネスチームは、腕立て伏せやスクワット、ダッシュなど筋肉に負荷をかけながらゴミを拾う『エクストリームゴミ拾い』に挑戦する予定です。運動強度に合わせてチームを選べるので、体力づくりをしたい方からご家族連れまで幅広く楽しめるかと思います」
—吉コレに来場される方へのメッセージをお願いします。
杉山さん:「体を動かして健康になるのはもちろんですが、地元の人同士で楽しく繋がれることもランニングやフィットネスの大きな魅力。参加された方には吉コレオリジナルグッズのプレゼントもご用意していますので、ぜひ気軽にご参加ください!」
ザナさん:「みんなの協力なしでは、武蔵野の街の美しさを守ることはできない! 当日は会場で待っているから、ぜひ一緒に汗を流しながら街をきれいにしよう!」

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